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三角骨障害

先日、慢性的な足関節痛の患者さん(サッカーやっている26歳男性)の状態があまりよくないので名古屋の井戸田Dr(グランパスのチームドクター)に診ていただいた。両足関節が悪いのだが特に左。捻挫を何度も繰り返しているため不安定感はある。踵骨の引き出し、底屈にて踝後方に痛みが強い。踏ん張ったり、疲労により痛みが悪化する。

井戸田整形外科にてレントゲンなどとり診察していただいた。診断は『有痛性三角骨障害』ということでした。次回CTをとり、手術の検討をすることになっているが原因がはっきりして手術により対応が出来ることで彼も安心したようである。

No21_fig1 『有痛性三角骨障害』とは「踵骨」の上に位置する距骨(きょこつ)の後ろの部分、距骨後方突起の疲労骨折か三角骨が脛骨と踵骨との間に挟まれて痛みを生ずるものです。サッカー選手など足首に負担のかかるスポーツに多いようですが軽度のものなら安静、保存療法で良くなる事もあるようですが繰り返し痛みの出るものは手術により骨片を切除する方が良いようです。全治6週ほどで予後も比較的良いようです。日本代表の高原選手などもジュビロ時代に手術をしているようです。

日常生活では支障がないがスポーツなどの特異的な動きにより痛みが出るようなものはスポーツ障害では良くある。整形外科でもプロでないのだから積極的な治療を薦めないことが多いし、『安静にしなさい。』『スポーツはやらない方がいいでしょう・・・』とあっさり切り捨ててしまうこともある。患者さんにとっては仕事もあり休めない、治療に専念できない、でもスポーツをやりたい。健康を害してまで行うスポーツには私自身、賛成は出来ないが、やりたいという気持ちは大事にしたい。当然何かを犠牲にしたり、我慢しなければいけないことも理解しなければいけない。

いろいろ悩むことも人生には必要なのかも・・・。

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» J1名古屋グランパス 玉田圭司 左足手術 [サッカーボールの行方]
左足三角骨の摘出手術だそうだ。 遊離軟骨はよく聞くけど 三角骨ってなんだろう。 にほんブログ村 サッカーブログ  なんでも 『有痛性三角骨障害』とは「踵骨」の上に位置する距骨(きょこつ)の後ろの部分、距骨後方突起の疲労骨折か三角骨が脛骨と踵骨との間に挟まれて痛みを生ずるものです。サッカー選手など足首に負担のかかるスポーツに多いようですが軽度のものなら安静、保存療法で良くなる事もあるようですが繰り返し痛みの出るものは手術により骨片を切除する方が良いようです。全治6週ほどで予後も比較的良いよう... [続きを読む]

受信: 2010年12月19日 (日) 12時28分

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