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徳のある子

赤ちゃんは皆、誰からも愛される存在でなければいけないと思います。

しかし実際はいろんな赤ちゃんがおります。

誰の顔を見ても泣かず、ニコニコしてそこにいる人をみんな笑顔にして幸せな空間を作ってくれる赤ちゃん。

終始落ち着きがなく何かに怯えているかのように、ちょっとしたことで泣き叫ぶ・・・。近寄りがたいオーラを発し、そこにいる人たちが敬遠するような赤ちゃん。

どうせならみんなを笑顔にしてくれる赤ちゃんになってもらいたいですねhappy01

時々、不妊治療の末、赤ちゃんを授かったか方たちが赤ちゃんを連れて遊びに来てくれます。

先日も大変苦労されたKさんが5ヶ月の男の子を連れてきてくれました。

結婚して8年、不妊治療を始めて6年、当院に通院されて3年という月日を費やしました。原因は子宮腺筋症と高プロラクチン血症が主な原因で体外受精も反復されました。

子宮腺筋症は先生によっては「もうあきらめるしかない」というくらい厄介なものです。(もちろん程度にもよるし、手術により改善した例もあります。しかしその手術が難しい手術なので一般的にはあまりやってくれません)

しかし結局は自然妊娠しましたhappy01誰もがびっくりしました。

確かにその年の冬は足の冷えも軽くなっており珍しくしもやけもできていませんでした。腹部の圧痛も軽くなっており状態は良くなってきていたのだと思います。

妊娠中もその組織の問題もあるため慎重ではありましたが一度逆子になった以外は順調でした。(もちろん逆子の治療もしましたよ)

きっと不安はあったと思います。しかし私たちはその不安に共感しながらも自信に変えていくしかないのです。

それが赤ちゃんに対する応援なのかと思います。三陰交のお灸もしました。半身浴、ウォーキングもしました。そうすることで赤ちゃんへの信頼が強まるのではないかと思っております。不安の裏返しは信用がないという事なのではないでしょうか?

彼女が連れてきたその男の子はまさにその信頼の証のような立派な赤ちゃんでした。はじめてくるところ(妊娠中は来てましたが)でも怯えることなく堂々とし、時々笑顔を振りまき、誰に抱かれても泣くようなことはありませんでした。夜も起きることなく、母乳もしっかり飲むそうです。

『鍼灸治療のお陰です』なんていってくれたけど、あなたががんばった証だと思うと伝えました。

何も苦労せずに授かった親子は親子の絆が希薄な方が多いような気がします。

授からない間の辛い時期は決して無駄な時期ではないことを患者さんたちが教えてくれます。

コウノトリを待っている方々、必ず明るい幸せな人生が待っていると信じ穏やかに健やかにお過ごしください。

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