« 灯りを・・・ | トップページ | 骨盤ケア »

女性の体は本来温まるようにできている

1月もあと少しで終わりですね

今年もよろしくお願いします。昨年以上に頑張っていきますのでよろしくお願いします

寒い日が続きますが、冷え対策はできていますか?

女性にとってはつらい時期ですよね。今年は生姜など温まるものをとり中から温めようとする方が多いようですね

非常にいいことだと思います。漢方や鍼灸というのは自律神経を調節したり、元々の機能を高めることにより冷えを改善していきます

いろいろ試してみて自分に合った冷え対策、身体創りに取り組んでいきましょう

おもしろい記事があったのでシェアします。是非ご覧ください。

「女性の体は本来温まるようにできている」

『女性の体には、男性より厳重な「温めシステム」が備わっています。

それは女性の方が、体を温めておく必要性が高いから。

なのにどうして冷えてしまうのでしょう? そんな疑問に答えます。

 「冷えは万病のもと」といわれる。東洋医学の言葉で、体の冷えが様々な病のベースになっているという考え方だ。もっとも、冷え症状と病気の間で厳密な因果関係が証明されているわけではないようだけれど。

【詳細画像または表】

 ただ、「それほどに体がきちんと温まっていることは大切なんだよ」という昔の人からのメッセージだとするなら、理解しやすい。冷えた体では元気が出ないし、気分も滅入る。体の中の働きにとっても、いいことではないだろう。

 考えてみれば人間は変温動物ではなく、体温を一定に保つ恒温動物なのだから、本来、必要な熱を自力で作り出す能力を持っている。だから、変温動物のカエルやカメでは冷えきってしまうような寒さの中でも活動できるのだ。そう考えると、やはり人間にとって、体が温かいという状態が普通のはず。

 なのに冷えに悩む現代女性が多いのは、どういうわけ? いったい私たちの体の中で、何が起きているの? ここでは、そんな疑問の答えを探していこう。

女性の体が温まるワケ月経前に増える黄体ホルモンは体温上昇ホルモンでした

体温めの基本システムはこれ!
step1「筋肉や内臓で熱を発生させる」

step2「熱を血流に乗せて巡らせる」

 「人間は恒温動物ですからね。温かい血液が巡って体を温めているのですよ」

 取材の冒頭、こんなふうに話し始めたのは、東峯婦人クリニック院長の松峯寿美さん。お産や不妊治療、月経不順、冷え、更年期障害まで対応してくれる、頼もしいドクターだ。

 そう、まず聞きたかったのはその話。人間の体はどうやって温まっているのですか?

 「女性の場合、温める仕組みは2種類あります。自律神経と女性ホルモンです」と松峯さん。

 自律神経は、内臓や血管の働きを調節する神経。私たちの意識が届かないところで、体の状態を自動的に調節する。体の緊張を高める「交感神経」と、リラックスさせる「副交感神経」の2系統があり、互いにバランスをとりながら、体の状態をコントロールしているという。

 「手足がポカポカ温まるのは、副交感神経の働き。緊張が緩んで血流が良くなると、温かい血液が流れてくるのです」

 ということは、体を温めるうえで重要なのは副交感神経?

 「でも、寒いときに熱を作るのは交感神経による作用です」と松峯さん。

 なるほど。熱を作るのは交感神経、熱を巡らせるのは副交感神経。どちらも大切で、要はバランスということか。

 「一日のサイクルの中でも、自律神経のバランスは変化します。日中は交感神経が、夜は副交感神経が強くなります」

 こう話を続けてくれたのは、大阪大学大学院准教授で、公衆衛生学が専門の大平哲也さん。「この一日の変化に合わせて体温も変動するのです。日中は少し高めで、夜になると下がります」(大平さん)。

 でも、子供の体は夜に眠くなると、手足がポカポカ温かくなりますけど。

 「あれは、体内の熱を逃がしている状態。ポカポカしながら体温が下がっていくのです。大人でも自律神経が正常なら、寝る前はポカポカしますよ」と大平さん。そうか、寝る前にポカポカすれば自律神経がバランス良く働いているということか。

妊娠を維持するためにホルモンがお腹を温める

 では、女性ホルモンは何をしているの?

 「妊娠を維持しやすい状態をつくっているのです」と松峯さん。女性ホルモンには卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類があるが、温め作用を持つのは黄体ホルモンの方だという。

 「黄体ホルモンは、排卵から2週間にわたって量が増えます。これが基礎体温の高温期。受精した卵子が育ちやすいように、子宮の周りを温めているんですよ」(松峯さん)。

 ほぉー、子宮を温めるためですか。それは女性だけに備わった仕組みですね。

 「排卵が始まる18歳ごろから更年期までの間、女性の体を温めてくれます。特に妊娠中は黄体ホルモンが出っぱなしなので、ずっとポカポカです」(松峯さん)

 なるほど、女性には妊娠機能がある分、男性にはない温めシステムも備わっているんですね! でも、冷えに悩む人は女性の方が多いようですが?

 「一つの理由は、女性の方が一般に筋肉量が少ないこと。筋肉は大きな発熱体ですから」と大平さんは話す。でも、ほかにもまだ理由がありそうだ。

基本システムをコントロールしているのが女性ホルモンと自律神経でした

温熱中枢を刺激し主にお腹を温める
女性ホルモンの一種「黄体ホルモン」は、脳の視床下部(ししょうかぶ)にある温熱中枢を刺激して、全身、特にお腹まわりを温める。排卵とともに増えるのは、お腹を温め、良好な妊娠環境をつくりだすため。女性の体だけが備える“温めシステム”だ。(2)副交感神経の役割末梢の血行を良くして手足を温める
副交感神経が働くと、体はリラックスする。筋肉の緊張が緩んで手足など末梢(まっしょう)の血流が良くなり、指先や足先が温まる。眠くなると指先がポカポカしてくるのは、この神経がうまく働いている証拠。(3)交感神経の役割体を興奮させて全身を温める
交感神経が強く働くと、体は興奮し、緊張感が高くなる。すると筋肉や脂肪組織などに備わった発熱装置(UCP)が働いて、熱を作り始める。寒くなったときに発熱量を高めて体温を維持するのは、交感神経の作用だ。この人に聞きました松峯寿美(まつみね・ひさみ)院長
東峯婦人クリニック
(東京都江東区)
日本産婦人科学会専門医。「自律神経やホルモンは本能的なシステムなので、自然に近い暮らしをすれば調子が整う。太陽とともに早寝早起きをするのが理想です」。大平哲也准教授
大阪大学大学院
医学系研究科
社会環境医学講座
専門は公衆衛生学、心身医学。最近は笑いの健康効果に注目。「冷えの人の生活習慣を調べると、目立つのはストレスと運動不足、食生活の乱れ。どれも自律神経の働きを乱す要因です」。

取材・文/北村昌陽 イラスト/もり谷ゆみ 構成/蓬莱明子(編集部)

日経ヘルス 2011年1月号掲載記事を転載』

|

« 灯りを・・・ | トップページ | 骨盤ケア »

婦人科疾患」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。