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生殖不妊医療とは・・・

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先日、第13回長野県生殖不妊研究会に参加してきました。

地元のS医師と培養師の先生と鍼灸師3名で篠ノ井総合病院まで行ってきました。

この会は生殖不妊医療に関わる医師をはじめコメディカルで年1回行われる研究会です。

私達も今回4回目の発表をさせて頂きました。

鍼灸師はもちろん私達だけです。若干アウェー的な感じではありますがそんな感じにもだいぶ慣れました。

今回の私達の発表は、『不妊症患者に対する低周波通電療法の検討」ということで、腰臀部(次髎ー陰部神経点)の低周波鍼通電を併用した群と非通電群を比較したところ通電群の方が妊娠率が高かったという点において検討させて頂きました。

結果としては不妊歴の長い通電群の妊娠率が67%、非通電群が59%だったという事で自律神経領域における局所循環の改善には低周波通電の方が効果的かもしれないという報告をさせて頂きました。報告としたら信頼度の低い内容だったかもしれませんが皆さん興味をもって聞いてくれていたように思います。参加された医師から『大変興味深い報告でした。さらなる研究を期待します。』というお言葉もいただきました。

この結果の前提には全身状態を改善する治療(本治法)を通電の前に行っていることが前提で単純に通電をすればいいというものではないと思っております。あくまでも全身状態の改善がメインだと思っております。

その他10題の一般講演がありました。

諏訪マタの『軽度高圧高濃度酸素カプセルの利用により妊娠に至った報告』は興味深かったですね。20回ほど体外受精を行った44歳の患者さんが9回酸素カプセルを使用したのち体外受精で妊娠され現在妊娠中13週という報告でした。まだ試験段階ではあるけど、スポーツや美容などで利用されている高濃度酸素カプセルが不妊にも効果があるかもしれないという点においてはやはりアンチエイジングといった全身状態の改善が不妊治療には必要だということを示唆しているように思います。

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特別講演はミオ・ファシリティ・クリニックの見尾保幸先生が『Time-lapse 映像で見るヒト初期胚発生過程の新見地』とテーマでお話をしてくださいました。

ようは卵子と精子が受精するところから受精卵が分割して胚盤胞まで成長し、細胞膜を脱出するところまで映像として確認したことをお話ししてくださいました。この事実は世界で初めてのことだったようです。

とても感動的というか興味深い映像でした。

透明帯に精子が侵入し細胞膜に1匹が辿り着くと他の精子は途端に動きを止めてしまうそうです。今までバリアが張られるといった感じで理解してましたが、映像的には進めなくなっている状態でした。これまた不思議!

フラグメンテーションも時系列でみていくと多かったものが少なくなったり、またその逆であったり・・・。

分割の速度や変化は個人差があり、必ずしも移植時のグレードだけでは判断できないということはよくわかりました。

大変神秘的な映像でした。

しかしこれだけわかったからと言って生殖医療が飛躍的に進歩したという事では今のところないようです。

私達の考える生殖不妊医療とは、あくまでも妊娠、出産、子育てを見据えた身体と心つくりだと思っています。妊娠さえすればOKというつもりはありません。出産、子育てに至るには確かに妊娠しなければいけないけど、妊娠がゴールだと思って頑張っていると妊娠生活や子育てが大変辛いものになる方もいらっしゃいます。皆さんがハッピーになるための妊娠だということを忘れずに「あるがまま」を大事に赤ちゃんを待ってもらえると嬉しく思います。

いろんな視点からサポートさせて頂いておりますので、困ったことがあれば、ぜひ一度度相談ください。

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