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第28回ヨーロッパ生殖医学会より ~体外受精の現状~

以下の情報を引用させて頂きます。

━ 体外受精で生まれた子どもが世界で推計500万人以上に

ICMART(国際生殖補助医療モニタリング委員会)は、体外受精で生まれた子どもは、世界で500万人以上になったと推計されると発表しました。

1978年、イギリスで世界で初めての体外受精児、ルイーズブラウンさんを出産したレズリーブラウンさんは、先月、お亡くなりになったそうですが、30数年たった現在、年に約150万周期の体外受精が行われ、35万人の赤ちゃんが生まれていて、これは新生児の1000人に3人の割合に相当するそうです。

ちなみに、わが国で2009年に実施された高度生殖補助医療の治療周期総数は21万3800周期で、26680人の子どもが生まれ、新生児の40人に1人の割合です。

この数字が示すように、日本は体外受精の実施数では世界の15%弱をしめているのですが、出生児は世界の7%にしか過ぎません。

日本の治療あたりの妊娠率が12%と、世界平均の23%を大きく下回っているためです。

つまり、日本は世界で最も多くの体外受精が行われている「不妊治療大国」なのにもかかわらず、その妊娠率は12%で世界平均の23%の半分程度なのです。

日本の生殖医療技術が世界標準よりも低いわけでは、決してなく、反対に日本の生殖医療技術は世界最高レベルとされています。

おそらく、患者の高齢化が最も進んでいること、そして、卵子の老化に対して、卵子提供という選択肢が現実的でなく、自分の卵子で確率の低い体外受精を続けざるを得ないということが考えられます。あるいは、続けられる経済力があると言えるかもしれません。

このデータからは、日本の厳しく、辛い現状が透けてみえるようです。

ICMARTの代表者は、体外受精技術が進歩し、普及することを知らしめることで、カップルに誤った認識を与え、子づくりを先送りするときの口実にさせてはならないと付け加えています。

体外受精は卵子の老化を治療するための技術ではなく、卵管閉塞や受精障害、重度の男性不妊症など、本当に必要なカップルに施されるべき治療法であると強調しています。

日本における生殖医療の課題が少しは見えるような気がします。

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