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『妊娠しやすい食生活』

今回、「妊娠しやすい食生活 ハーバード大学調査に基づく妊娠に近づく自然な方法」が翻訳出版されたようです。この本では血糖値を急激に上げるような食べ方をしていると卵巣の働きが低下するリスクが高くなると書かれています。


血糖値というのは血液中のブドウ糖の濃度のことで、炭水化物が消化、吸収分解されてブドウ糖になるので、炭水化物の消化吸収スピードによって、血 糖値の上がり方が決まってきます。
そして、それを左右するのが、ずばり、炭水化物の精製度、加工度です。精製度、加工度が高くなればなるほど、消化吸収スピードが早くなり、その結果、血糖値の上がり方も急になってしまいます。

味を整えたり、見た目をきれいにしたり、品質を安定させるために、いろいろな「不純物」を取り除き、糖質としての純度を高める、つまり、人間がいろいろな意味でよかれと考えたことが、皮肉にも、人間のカラダにとっては歓迎されざるものになってしまうというわけです。


また、精製することによるカラダへのデメリットは、それだけではありません。
なんと、「不純物」に含まれていたさまざまな栄養素をも失ってしまうため、栄養のバランスが悪くなってしまうのです。
要するに、私たちが生活するうえで便利で、きれいで、都合のよいことが、必ずしも、カラダにとってよいとは限らないということです。
極端に自然なままの食材にこだわるのも現実的ではありませんが、便利、きれい、都合がよいの一辺倒も考えものなわけです。


妊娠のために食生活を見直すということは、単に妊娠に有利なのか不利なのかということだけではなく、私たちのカラダにとっていいものなのか、快適なものなのか、ということも考えに入れて、自分たちがどう暮らしたいか、生きたいかということに対して、答えを出していくことでもあるように思います。

砂糖の制限に関して、このようなお話をさせて頂くと、患者さんはたいていあまりいい顔をしてくれません(^_^;)それはそうですよね・・・。好きなもの、喜びを我慢するのって辛いですよね!

ただ妊娠するためにいろんな治療をすることと、どちらが辛いかということです。

多くの方は目の前のニーズを満たすために、本来の目的を犠牲にして生きていると言われております。

一度自分自身を俯瞰的に見ることで進むべき道がはっきりするかもしれませんね。


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