大酒は筋肉を破壊する!

 実は、古くから、大酒がたちまち筋を破壊することが知られていて、「急性アルコール筋症(ミオパチー)」と呼ばれています。この場合、筋力低下とともに、筋痛、血中へのミオグロビンの溶出、筋線維(特に速筋線維)の部分的壊死などが起こると報告されています(Langら、2001)。

 特に飲酒にまだ慣れていない若い頃、大酒後に著しく筋力が低下したという経験をお持ちの方も多いかもしれません。心筋でも同様のことが起こるとされています。はげしいトレーニングによっても筋線維の微小な損傷が一時的に起こり、この場合には修復機構の活性化によって筋がさらに強化されると考えられます。しかし、アルコールによる筋症の場合には、筋のタンパク合成自体が著しく低下してしまうため、トレーニングと同様の効果(超回復効果)は期待できません。

 また酒を長期にわたって常飲した場合はどうでしょうか。この場合には、次第に筋力が低下し、筋が萎縮するという症状が現れることが知られていて、「慢性アルコール筋症」と呼ぶことができます。筋力の低下は、それまでの総アルコール摂取量にきれいに比例するようです(Kiesslingら、1975)。

 実際、アルコール中毒患者はやせていて、筋力がきわめて低いのが一般的です。この場合、一回の飲酒による筋ダメージというよりは、成長ホルモンやインスリン様成長因子(IGF-I)の分泌低下が主要因となると考えられています。

 アルコールやはり適量でなければいけないようですね。適量についてはこちらをご覧ください。あくまでも個人差がありますので身体と相談しましょう。

kanban11  くま鍼灸院HP

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アルコールと健康

昔から『酒は百薬の長』とも『気狂い水』ともいわれる。

『日本酒なら2合、ビールなら大瓶2本、ワインならグラス2~3杯、ウイスキーならダブルで2杯、焼酎ならお湯割で3~4杯・・・』個人差はあるもののこのくらいが科学的な見解のようである。

『適酒』なら、動脈硬化を防ぐ善玉のコレステロールが増加するし、血栓を溶かすウロキナーゼという酵素の血管内皮細胞での産生が高まり、脳血栓や心筋梗塞を防いでくれるそうである。

特に焼酎はその効果が高いことが科学的に明らかにされている。

秋田大学名誉教授の滝沢行雄医学博士は「日本酒に含まれる低分子量成分には発ガン抑制作用がある」という研究を発表されている。

デンマークの防疫研究所が30年間に約3万人を対象にした疫学調査でも、「ワイン」を飲む人は肺がんのリスクが低くなることがわかっている。

116歳で亡くなった本郷かまとさんも120歳で亡くなった泉重千代翁も毎晩1杯の黒糖焼酎を飲むのが楽しみだったようである。

どうも『酒は百薬の長』になりえるようである。

と自分に言い聞かせ安心して飲んでしまう今日この頃であります。

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