爪もみ健康法

自律神経を安定させる健康法に『爪もみ健康法』というのがある。

あの福田先生、安保先生が考案したものです。

鍼灸や注射針ほどの速効性はありませんが、続けて行うことで確かな効果が得られます。

刺激する場所は、手の指の爪の生え際の角あたりです。井穴というツボ位置になります。

右手の親指と人差し指で、左手の親指の爪の生え際の両方の角をはさむようにして、10秒ほどギュッと力を入れて押さえます。これを親指、人差し指、中指、小指の順に行います。このとき、薬指は刺激しないようにしましょう。同様に、左手の親指と人差し指で、右手の親指、人差し指、中指、小指を刺激してください。

これを毎日1~2回行ってください。できれば足の指も。

指先が温まってくるのがわかると思います。2週間くらい続けると徐々に自律神経が安定してくるようです。

継続している患者さんの中には、「巻き爪が良くなってきた」「爪水虫がよくなってきた」というような方もいらっしゃいました。

試してみよー!

kanban11 くま鍼灸院ホームページ

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パーキンソン病

パーキンソン病とは『手足の振るえ』『筋肉のこわばり』『動きが鈍くなる』『姿勢の異常』などの症状を主とする病気です。この他に自律神経障害、精神症状も現れることもあります。

原因は脳のドーパミンというホルモンの減少により出現するとされております。脳の老化により発症するこの病気はなかなか治らない病気として長年患者さんを苦しめてきました。しかし「L-ドーパ製剤」によりかなり症状が改善されるようになりました。・・・があくまでも対症療法のため薬が効かなくなったりすることにより難治化するケースも少なくありません。現代医学では薬物療法が基本で場合によっては脳内に電極を埋め込む手術が行われることもあります。

しかし近年パーキンソン病は自律神経と深い関係にあることがわかってきました。

5年ほど前に『福田ー安保理論』という自律神経と免疫の関係を説いた考えが世に発表されました。

自律神経免疫療法になるわけですが詳しくはバックナンバーをご覧ください。

鍼灸治療によりパーキンソン病もかなり改善されます。

状態は患者さんによっても違いますが基本的には指先の爪の角のところにある井穴、頭の天辺にある百会、四神総、側頭部の震顫区、後頚部の風池、大杼、風門、などのツボに針、瀉血をします。震えが強い方には鍼通電をすることもあります。また腰痛があったり、便秘があったり、体質により治療をコントロールしていきます。もちろん4837611729男性と女性でも治療は変わっていきます。

先日も腰痛が主訴でみえたパーキンソン病と診断されていない男性の方で「3年ほど前より振るえが気になって・・・。」というので治療したところ一回で半分ほどの震えが取れました。いろんな症状がありなかなか難しい方もいらっしゃいますが、非常に可能性があると思っております。

薬はいずれ利かなくなることが多いようです。鍼灸治療との併用も試してみる価値はあると思いますよ。

パーキンソン病でお悩みの方、『パーキンソン病を治す本』一度読んでみる価値はあると思います。現代医学の盲点がわかりやすく書かれております。

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『福田ー安保理論』って?

数年前より「福田―安保(あぼ)理論」というのはうわさになっているのをご存知ですか?

新潟大学の安保教授と福田医師の研究により「福田―安保理論」というのが発表されたのですが、この理論というのが画期的なものでして、私たち鍼灸師にとっても治療の上で大変役に立つものでした。どんなにすごいものかって?

「福田ー安保理論」の柱は、「自律神経が白血球のバランスを支配している」というものです。

 自律神経とは、我々の意志とは無関係に働く神経で、交感神経と副交感神経の2つからなります。2つの自律神経はお互いがシーソーのように働き、どちらか一方が優位になると片方は働きが低下します。
 交感神経は日中に優位になり、体を活動的にします。働いているときや勉強をしているときなどに優位になり、アドレナリンの分泌を促し、血管を収縮させます。一方の副交感神経は休息時や夜間に優位になり、体をリラックスモードにします。副交感神経は、アセチルコリンを分泌し、血管を拡張させます。この2つの神経がバランスよく働くことで、我々は健康に過ごせるのです。白血球とは、血液中を流れる細胞で、私たちを病気から守る「免疫」というシステムの主役となって働く細胞です。白血球は大きく分けると、顆粒球とリンパ球に分けられます。顆粒球は細菌などのサイズが大きな異物から身を守るための細胞で、リンパ球はウイルスなどの小さな異物やガン細胞などを排除する働きをする細胞です。

交感神経優位顆粒球増加血管収縮
副交感神経優位リンパ球増加血管拡張 

自律神経の乱れを正す自律神経免疫療法
 したがって、病気を予防したり治したりするには、自律神経のバランスを整えればよいわけです。
 自律神経免疫療法では、注射針やレーザーで指先、頭部、頚部などを刺激して"嫌なもの反射"を起こさせ、瞬時に交感神経優位から副交感神経優位の状態に変えるのです。嫌なもの反射とは、注射針の痛みやレーザーの刺激を体外に排出するために、副交感神経が優位になるのです。排泄は、副交感神経優位の状態で行われるからです。
 もちろん、自分でできる爪もみ療法や乾布摩擦なども副交感神経を優位にしますが、現時点での治療としては注射針やレーザーや鍼灸による刺激がもっとも効果的だということです。症状がよくなってくるにしたがって、顆粒球とリンパ球の割合と数が正常範囲に近づいていきます。
 自律神経のバランスの乱れで起こるさまざまな病気が自律神経免疫療法で改善しています。しかし自律神経免疫療法というのは残念ながらまだ完成されたものではありません。というのは自律神経自体が非常に個人差があり、ストレスやその人の気持ち、性格などによりすぐに変動してしまうものでもあるからです。ただこの理論により鍼灸治療がまた見直されてきていることは確かです。

このことから、病気になるしくみと病気を治すしくみは、以下のようになります。

3、病気を治すしくみ

交感神経緊張から起こった病気は、副交感神経を優位にすれば血流障害(虚血)が改善し、自然治癒力が高まり病気が治っていく。

 副交感神経優位から起こった病気は、交感神経を適度に刺激すれば血流障害(うっ血)が改善し、自然治癒力が高まり病気が治っていく。

病気になるのは交感神経の過度の緊張、または副交感神経優位の状態が続くためです。

 自律神経のバランスを整えていくことで、我々自身が持っている自然治癒力が高まりみずから病気を治すことができるのです。

※詳しくは「免疫革命」「免疫革命・実践編」という本を読んでいただければよくわかると思います。47700251734770024290

1、病気が発症するしくみ

交感神経

の緊張状態が続くと顆粒球が増え、血管が収縮して血流障害(虚血)が起こり、高血圧、糖尿病、ガンなどの生活習慣病が発症する。副交感神経の緊張状態が続くとリンパ球が増え、血管が拡張して血流障害(うっ血)が起こり、アレルギーなどの病気が起こる。

2、病気が治らないしくみ

交感神経緊張から起こった病気は、交感神経の緊張状態を改善しないと、血流障害(虚血)が改善せず、さらに顆粒球が放出する活性酸素のために組織破壊が進み、病気が悪化する。

 副交感神経優位から起こった病気は、副交感神経優位の状態を改善しないと血流障害(うっ血)が改善せず、病気が悪化する。

 どちらも大切な役割を果たしますが、顆粒球が増え過ぎるとウイルスやガン細胞に対処できなくなり、リンパ球が増え過ぎると細菌による感染症にかかりやすくなります。

 この顆粒球とリンパ球の割合は、自律神経の働きによって決められているのです。 

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