ナヤミムヨウ・・・

こんばんは。今日は珍しく治療の話を書きたいと思いますwink

今回は、円形脱毛症。だからタイトルが「ナヤミムヨウ・・・」なのです(笑)

大変効果があると思っておりますup
〔だったら自分の頭をなんとかしろ!って??これは人類の進化の形ですので・・・(笑)

患者さんに「ブログとかに紹介されてなかったので恐る恐る来たんですよ!」なんて言われてしまいました。最近も「かつら屋さんに、こちらがいいって聞いてきました」という患者さんがみえました。お会いしたこともないかつら屋さんですが「ありがとうございます」「いつか私もお世話になることがあるかもしれません・・・(笑)」

円形脱毛症の原因は、「ストレス」とか「自己免疫疾患」とか「ホルモンの影響」とか言われていますがはっきりとは分かっていないようです。実際にストレスがきっかけでなる方も多いようですが、なかにはそれほどストレスを感じていない方もいらっしゃるようです。何となく共通していると思うことは「許せない」感情を強く抱いている方が多いように思います。まずはすべてを許すことをしてみるのもいいかもしれません。自分自身も…
あと産後や流産後も多い感じがします。

しかし男性はまだしも、女性にとって脱毛は本当に深刻な問題ですよね。その現状がストレスでさらに悪循環を。抜けていく恐怖感と毎日戦わなければならないのですから…。

まず状態としては、局所においては頭皮の炎症反応が確認できます。異常に頭皮に汗をかくようになったり、頭皮が赤くなったり。やはり足の冷えを伴っていることが多いようです。もちろん自律神経の乱れもよくよく出るのですが、あまり他の症状のない方もいらっしゃいます。あと臍周りの硬結が確認できる方も多いように感じます。

治療としてはとにかく全身のバランスを整えるような本治法と局所においては直接灸と梅花針を行います。脱毛部に直接やるお灸が一番効果があるように思います。頭皮に熱を持っているのでアイシングをしたこともありますが、ピンポイントにやればいいのかもしれませんが、全体的に冷やすと頭が痛くなりますのであまりお勧めできませんcoldsweats01病院ではドライアイスを使うようですが、いずれにしても急激な熱や冷却が効果的なようです。

一例を紹介します。50代女性。1年ほど前より発症して病院に通うものもなかなか改善してこないということで来院されました。以下が経過写真です。

Dscf4735

初診時。耳の裏や後頭部にもありました。

Dscf4892

1ヶ月後。全体的に小さくなって新しい毛が生えてきております。

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2ヶ月後。かなり縮小し、小さい部分は、わからなくなりました。

3ヶ月後には、かつらを卒業することができましたhappy01

実は、以前に自分の身内でも経験があり、結構苦労しましたcoldsweats01
かなり進行性のものでしたので、1年くらいはかかりましたかね・・・。
鍼灸だけでなく、その時は漢方も併用しました。あう漢方薬が見つかるまで数回調整しましたがお陰さまで、「加味逍遥散」と「ハンゲコウボクトウ」で落ち着きました。
その時は、たまたまか?進行中だったからか?西洋薬は丸っきり効果がありませんでしたね…。っていうか飲むと気分が悪くなったり…でした。

程度の違いがあるので、一概には言えないものですが、大半はよくなるものだと思ってよいと思います。一部全頭型でその後も全く生えてこない方もいらっしゃるようですが、早めに対処すれば何とかなるような気がします。

「ナヤミムヨウ…」一人で悩んでないでご相談ください。

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良性発作性頭位眩暈症の治療

めまいを訴えて鍼灸院に来院される患者さんが結構いる。

先日もめまいを訴えて来院された患者さんがいた。

耳鼻科にて『良性発作性頭位眩暈症』と診断されたそうである。

その患者さんは3年ほど前も同じ症状で来院されており、鍼灸治療でよくなったため来院された。

念のため検査をしたがまさに『良性発作性頭位眩暈症』の症状である。

特徴としては
①特定の方向に頭を傾けると回転性ないし、動揺性のめまいが起きる。
②めまいは頭の向きにより次第に強くなり、徐々に減弱、消失する。
③引き続いて同じ姿勢をとると、めまいは軽くなるか、起こらなくなる。
④難聴、耳鳴りなどがない。

なぜ起こるかは定かでないようだが、この患者さんは、疲労とストレスにより頚部の凝りが要因になっているようである。

左の耳に原因があるようで、後頭骨は右へサイドスリップしている。

TMJにも問題あり。

東洋医学的には、脾虚、腎虚がベースのようである。

鍼灸治療+Epley法を行った。

Epley法は患者さんのめまいを再現させ少々辛いがある程度効果があるようである。

幸いこの患者さんのめまいは3回の治療でほぼ消失したようです。

『良性発作性頭位眩暈症』は治癒する可能性が高い疾患ですが適切な治療をしないと長引いたり再発することもあるようです。

このほかめまいの原因はあり、原因が不明なものまであります。

目が回るほど忙しく仕事をされている方!気をつけてくださいね!

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頚椎症性脊髄症

先日肩背部の凝りと手の痺れを訴える40代の女性がみえた。

2ヶ月ほど前より症状が出現し、ずっと接骨院に通っていたが全然よくならないという。

とりあえず診察させていただいた。

しびれは両手にあり、小指側が強いが全体的に肘のあたりからしびれているようである。

また力が入り難く、細かい動きが難しいとのこと。

神経学的所見をとってみると、上肢、下肢とも深部反射の亢進、トレムナー反射陽性、バビンスキー反射陰性などの所見が見受けられた。

通常であればこれだけで脊髄性の疾患を疑うのが普通である。

患者さんに脊髄症の疑いがあることを告げ、脊柱の専門医を紹介した。

後日担当医より返書をいただき、『精査により頚椎症性脊髄症と診断され、今後の治療を検討』ということであった。ようは背骨の中を通る脊髄が靭帯の骨化などにより圧迫されている状態である。

結局患者さんは、手術を選択されたようである。

後日、患者さんがみえ『あれから手術をして、まだ痺れは残っていますがずいぶん楽になりました。』とご丁寧に報告してくれた。『また残っている症状を治療してほしい』とのことでした。

前に通っていた接骨院ではどのような診断だったかわからないが、痺れの原因は最低限適応範囲かそうでないかしっかり診る必要があると思う。

脊髄性の疾患がすべて不適応だと思わないが、状態をある程度告げて治療手段を選択する余地を与えないと結局患者さんの不利益になるのではないだろうか?

最終的に治療手段を決め、自分の身体に責任をもてるのは患者自身であると思う。

治療家はある程度患者さんの状態を的確に告げなければいけない。

その辺のやりとりもまた難しいものがあるんですけどね・・・。

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五十肩って?パート2

…昨日の続きです。

Q5 五十肩ってやっぱり温めて動かしたほうがいいの?

A5 その状態や時期によって異なります。痛みが出だした初期(2ヶ月くらい)、痛みが強く、夜間痛が強いうちは関節の炎症が強いので安静にして冷やします。氷をビニール袋に入れ少し水を入れ空気を抜き、痛みの強い場所に15~20分あてHijimaruます。えっ冷やして大丈夫なの?と違和感を覚える方もいるかもしれませんが、プ ロ野球のピッチャーはみんな冷やしておりますよね。あれと一緒です。痛みを我慢して動かすのもあまり感心できません。昔はとにかく動かせといわれましたが今は無理のない範囲での体操を勧めます。急性期を過ぎたら徐々にストレッチなどの体操をしましょう。『ためしてガッテン』で紹介された『ひじまる体操』なんかは簡単でよいですよ。写真のような状態にして肩を回します。

Q6 どんな治療をするの?

A6 痛みの強いうちはまず安静にして、アイシングをします。また鍼灸治療により肩の周りのツボに刺激をして炎症を引かせます。SSPや微弱電流などの電気治療も併用します。姿勢や骨格の異常がある場合は手技的な治療でバランスをとります。また内臓的な異常がある場合が多いので東洋医学的な全身治療を行います。胃腸が弱っていることが多いので手や足のすね、お腹等のツボで調整します。炎症が軽くなってきたら関節が硬くならないように運動療法も取り入れます。肩の周りの筋肉をほぐすように針をします。キネシオテープなどのテーピングをする場合もあります。

Q7 夜中に痛くて目が覚めてしまうのですがどうしたらいいですか?

A7 五十肩の人はたいてい痛い方の肩を上にして寝る方が多いようです。横向きで寝る場合は脇の下にタオルなどをかい、抱き枕を抱いて寝ると楽に寝れます。仰向けの場合は、肘と腕の下にタオルなどを入れ、腕を少し上げて寝ると圧迫が取れて、痛みが軽くなります。とはいっても寝ている間に動いてしまいますよね。痛くて目が覚めたらまた痛くない寝方を探して休んでください。出来れば夜間痛の出る前に治療をしたいものですね。

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五十肩って?

今日は五十肩について

ちょっと覚えておくと役に立つかもしれません。お勉強しましょう!

Q1 五十肩ってどんな肩?

A1 五十肩とは40代から50代の方に起き易いので五十肩といいます。もちろん30歳でも80歳でも五十肩といいます。日本では江戸時代から五十肩といわれていたそうです。症状は肩の関節や腕が痛み、腕が挙げにくくなったり、背中に手が回らなくなったりします。ひどくなるとじっとしていても痛みがあり、夜も痛くて寝れないこともあります。

Q2 何で五十肩になるの?

A2 原因はいろいろ考えられますがはっきりした原因がわからないこともあります。はっきりした原因としては、腕の使いすぎ、腕をあげた仕事をした後、転んで肩をぶつけた後に出ることもあります。心当たりのないものとしては、姿勢的な異常、胃腸が弱っている時、老化現象などにより徐々に悪くなってくるものもあります。

Q3 五十肩にも種類があるの?

A3 肩の痛みを分類すると腱板炎、上腕二頭筋長頭腱炎、肩峰下滑液胞炎、石灰沈着性腱板炎、腱板断裂、肩関節周囲炎などがありますが病院ではこれらをひっくるめて広い意味で五十肩と呼んでいることが多いようです。治療を行う上ではどこがどのように悪いのかわからないと適切な治療が出来ないので検査して分類します。

Q4 どれくらいで治るの?

A4 もちろん個人差はありますがひどいと半年から1,2年かかる人もいます。症状が軽いうちに治療をすれば一ヶ月もかからない人もいるけど、頭に手が届かなくなったり、じっとしていても痛いようなものは長期間かかる場合があります。何もせず痛みに耐えれば1,2年で痛みはなくなるようですが、肩の関節の制限は残ってしまいます。

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背中を陽にあてると膀胱炎に・・・?

昔から背中を陽にあてすぎると膀胱炎になるといわれている。そういえば昔はむしろを背中に背負って畑仕事をしている姿を見た事がある。学校ではそんなこと習わなかったが昔、患者さんに教えていただいた。昔の医者は患者さんにそのような指導をしていたようである。実際に畑仕事などで前屈みになり長時間背中を陽にあてていると膀胱炎になる方がいる。もちろん体質があり、冷え性で腎虚、胃熱の強いような方はなりやすいようである。背中が温まるとよいような気がするが逆である。東洋医学では陰陽学説というのがありすべてのものは陰と陽に分けられると説いている。背中は陽にあたいし、陽があたる所となっているが、あたり過ぎて熱を持ちすぎると腹部の冷えが強くなるのではないかと思う。
ではお腹に陽を当てれば膀胱炎も治るのでは?誰か試してほしいと思うがそんなこと出来るのはビーチで横になっている御婦人くらいだろう。でもお腹にお灸をして温めるのは理にかなっているのかもしれない。利尿作用を促し、身体を温めると膀胱炎も良くなります。膀胱炎になりやすい方一度お試しください。

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ダイビングの後に耳の違和感が・・・。

Dscf0886_1  先日のプーケット旅行の2日目に体験ダイビングを行った。日本からインターネットで日本人スタッフがやっているダイビングショップ「DO(ディー・オー)」に予約し、ラチャヤイ島までボートで連れて行っていただきました。インストラクターは『D・O』を経営する藤中さん(ナカさん)という男性の方で、移動の間いろいろと説明をしていただきダイビング初めての私たちも安心してもぐることが出来ました。プーケットの海は予想通り水や珊瑚が綺麗で魚もたくさんおり、うちの水槽にいる『クマノミ』や『イソギンチャク』もまじかで見れ私的には大満足でした。きっと時間に余裕があれば間違いなくはまってしまうでしょう。

 スキューバ・ダイビングというのは水中に潜るわけで深く潜れば当然圧力がかかり、1番影響を受けるのが耳になるそうです。圧力がかかると耳が詰まった感じがしたり、痛みを感じたりすることがあるそうです。そこで耳の中(鼓膜の内側の中耳)の圧力を調節するために耳抜きをします。鼻をつまみ、唾を飲み込んだり、口を閉じて息をはいたりします。これがうまく出来ないとなかなか深いところまで潜れないことになります。私は問題なく出来たが妻は結構苦労しているようでした。

 無事ダイビングを終えて帰宅したが妻は『まだ耳に水が入っているみたい・・。』というがそのうち抜けるだろうと思ってあまり気にもしていなかった。日本に帰ってきてもまだおかしいというので、とりあえず中耳炎の可能性もあるかと思い、耳や側頭骨の治療を行い、藤中さんにメールで聞いてみた。ダイビングの経験のないDrに聞くより確かかと思った。案の定、丁寧に的確な回答が帰ってきた。

> 熊谷ご夫妻さま
>
> こんにちは、ディーオーのナカです。
>
> 無事ご帰国されたようで、おつかれさまです!
> ダイビングも楽しんで頂けたみたいでよかったです。
>
> 今日もプーケットは晴天で、
> 嫌になるくらい暑い日ざしがオフィスを照らしています。
> 明日、明後日にガイド本の陸ロケが入りそうなんですが、
> 考えただけでゾッとしますね、海ならまだしも陸なので。
> 朝からリボビタン飲んで頑張らないと~(笑)
>
> さて、ご質問の耳のことですが。
> 僕個人としては、専門医ではないのであくまで自身の経験からの意見として、
> 問題はないかと思います。
> 風邪気味、鼻つまり気味のときにダイビングをするとよくなります。
> あと疲れ、寝不足のときに海に潜ったあと、1,2日続くこともありますね。
> 唾飲んだら、ごりごりってやつですよね?
>
> 軽い中耳炎みたいなものらしいです。
> ダイビングだけに原因があるわけじゃないと思いますが、
> 旅の疲れ(深夜便とか)も重なって、ということもあると思います。
> めまい、とかしますか? 
>
> 僕らは仕事なので、365日いつも体調完璧というわけじゃないので、
> 多少、無理してでも海にはいることがあります。
> 1週間くらい熊谷さんと同じ状態が続くことも、1年に何度かあります。
> ヒドイときは炎症止めを飲んで潜ることもありますね。
>
> ただあくまで経験の話なので、
> 心配であれば、耳鼻科にいったほうがよろしいと思います。
> 炎症は炎症で間違いないと思いますので。
>
> 【参考までに】
> http://www1.neweb.ne.jp/wb/shiba-ent/jibi/index_mimi.htm
>
> ただ、これも経験の話なんですが、
> 潜水医学に詳しくない、ダイビングをしたことない医者だと、
> かならず原因をダイビングにもってきます。
> 医者ですからね、理由(診断)は必ずつけないと(笑) 
> ひどい医者だと、【ダイビングはやめたほうがいい】とか、
> 何の根拠でそういうこといってるんですか??
> というケースも多々ありますので、ご用心を(笑)
>
> こんな感じです。
> すみません、医者じゃないので・・・・
>
> しばらく様子をみて、
> 症状がマシにならないなら、耳鼻科にいくことお勧めします。
> あと圧力の掛かってない状態で、耳抜きはあまりしないほうがいいですよ。
> 特に炎症おこしているときに、やるのはやめたほうがいいです。鼻を強くかむとかも
>
> 駄目です。
> 自然治癒で様子をみてください。
>
> それでは、お大事にしてくださいね。
> 旦那さまにも宜しくお伝えください!
> いつかまたお会いできますこと、楽しみにしています。
>
> ディーオー
> 藤中(ナカ)

 とりあえず耳の方は日に日によくなっているようなので大丈夫かと思います。ダイビングはサッカーや野球などに比べるとルールさえ守っていれば、安全なスポーツであるけど、このようなこともあることは承知しておかないといけないのかもしれません。どんなスポーツでもそのスポーツ事態を詳しく知るということはより楽しく安全に行うために必要なことなんだと思います。

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手根管症候群による夜間痛

 手の痺れの原因はいろいろあるがその一つに手根管症候群がある。手根管症候群とは手首の中央(手根管)を通る正中神経を手根管が圧迫し、主に第1,2,3指の手のひら側がしびれたり、指でつまむ力が衰えてくる状態を言います。使いすぎや老化現象、首や肩の異常により悪化します。

 Dscf0736 写真のような状態を保ち1分くらい経つと指先がしびれてくる方はその疑いがあります。また首にも手根管にも原因のある方もいるようです。そのような方は当然両方治療しないとよくなりません。

Dscf0737 写真の『大陵(だいりょう)』というツボに針をします。また首から腕にかけて反応のあるツボにも治療しバランスの崩れているところを正します。

手根管症候群の方で『昼間はいいんだけど、夜中にしびれたり、痛みが出て寝れんのだけど・・・。』という方がよくいる。原因は寝ている間は力がぬけているため手首が上の写真のようになっていて神経の圧迫が強くなるのです。

Dscf0734 そのような方は写真のようにボール紙(ばばがみ)などを手首に当て、サポーターや弾性包帯などで固定します。ようは手首が曲がらないようにすればよいのです。これで8割がたは症状が取れます。

痺れは治るのに大変時間がかかります。時間が経てば経つほど治りにくくなります。もちろん治らなければ手術ということになります。早めの治療をおすすめします。

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椎間板ヘルニアの疑問

 椎間板ヘルニアに対して間違った考えをしている方が大変多いような気がする。今回は椎間板ヘルニアに対するQ&Aをかいてみました。

Q1 椎間板ヘルニアって何でなるの?

A1 いくつか原因は考えられますが一つに事故などによる外傷があげられます。交通事故やスポーツなどにより激しくひねったりすることにより起きることがあります。また持続的な姿勢の異常や内臓的な異常により特に心当たりがないのに出てくることもあります。多くは骨盤の回旋や冷えが原因になっています。

Q2 飛び出したものが何で引っ込むの?

A2 すべてが引っ込むわけではありませんが安静にしていれば3~6ヶ月くらいで椎間板の内圧が下がり自然吸収されるとも言われております。もちろん無理をしたり悪い条件が重なっていれば何年も治らないものもあります。また脱出型といって飛び出したものが垂れているようなものは体内で異物と判断され白血球が食いつぶしてくれるようです。

Q3 じゃあヘルニアは手術をしなくても治るっていうこと?

A3 はい。多くは手術をしなくても治ります。しかし膀胱直腸障害といっておしっこや便の調節に異常が出たり、筋肉の麻痺や耐え難い痛みが保存的な治療により改善せず、1~3ヶ月続くようなら手術をする場合も有ります。このような場合以外は手術をしてもしなくても結果は変わらないことが明らかになってきているので最近は手術をすることが以前より少なくなってきております。鍼灸治療や手技療法などにより筋肉のバランスをとったり、骨盤のねじれをとったり、炎症を抑えたり、冷えを改善させたりすることで治っていきます。なかには飛び出していても症状がまるっきり無くなってしまうこともあります。

Q4 飛び出していても症状がないってどういうこと?

Q4 近年では無痛のヘルニアもあるといわれております。もともと痛みのある人しか検査しないから飛び出していれば、ヘルニア=腰痛、神経痛というように考えられていましたが、症状の無い方でもかなりの割合の方にヘルニアがあるそうです。ようはどの程度そこに炎症があり神経を圧迫しているかによって症状は変わってきます。また周りの筋肉の状態によっても違ってきます。

Q5 でもヘルニアがあるってわかり飛び出していると思うと心配なんですが・・・?

A5 そうですよね。実はその心配する気持ちや恐怖感が症状を悪化させている場合があります。特に1ヶ月以上続く慢性化したものには少なからず心理的な要因があると福島県立医科大学の菊池教授は言います。ストレスも腰痛の原因になるというわけです。またヘルニアとは関係ない症状をヘルニアのせいにしている場合があるのでこの症状がどこから来るものなのかはっきりさせることも重要かもしれません。

ヘルニアだといわれるとやっぱり重症だと思いますよね。ぎっくり腰のようにすぐにはよくならないことが多いですがちゃんと治療すれば大方よくなります。入院して手術することを考えれば無理せず治療に専念できるのではないでしょうか?最後に判断するのは自分の身体だと思います。自分の身体が手術を望んでいるのか?そうでないのか・・・?

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椎間板ヘルニアって?

youtui_zu1 椎間板ヘルニアということをよく耳にすると思う。主に腰椎や頚椎に出現する。どのような状態かというと脊椎と脊椎の間の椎間板の髄核というクッションのような役割をしているものが飛び出してしまう状態である。 髄核が飛び出してしまうとどうなるかというとその近くを通っている神経を圧迫して下肢や上肢に神経痛や麻痺を起こしたり、関節周囲に炎症を起こして痛みを出現させたりすることがある。また悪化すると歩行困難になったり持続的な痛みが続いたり、おしっこや便の調節が出来なくなることもある。このような場合は手術の適応になることも多い。

youtui_zu3 診断をするにはまず症状より推測し、神経学的な徒手検査により大方診断がつく。確定診断にはMRIによる画像診断が一番だろう。写真のようになっていると椎間板ヘルニアと診断される。

このような状態になったものは手術で取り除かないと治らないのだろうか?

答えはNOです。鍼灸治療やカイロプラクティックなどの保存的治療で時間をかければ多くは治ります。

なぜ?どうして治るの?という疑問も多いかと思います。

続きは次回へ・・・。

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