とても痛い石灰沈着性腱板炎(>。<)

Sekkaitinntyaku 『腕が挙がらない・・・』といって訪れる患者さんがいる。
『特に何したわけではないけど徐々に痛くなり、腕も上げれないし、夜も痛くて寝れない』ということもある。

先日もそんな患者さんがみえた。
ひじを曲げ、腕を抱えるようにして『1年くらい前から少し痛かったんだけど昨日から急に痛くなって・・・』という。
『1週間くらい前に少し使いすぎたんだけどそのせいかな?』というがそれだけではないでしょう。
肩を診てみると結節間溝、肩峰周囲に熱感と強い圧痛がある。
腕は30度くらいしか上げられない。
このような場合『石灰沈着性腱板炎』であることが多い。
その疑いがあることを患者さんに告げ、病院での検査、ステロイド注射等の可能性を説明したが、『2,3日治療してよくないようなら病院へ行きます』というので、治療をさせていただいた。
まずアイシング、微弱電流、鍼灸治療により炎症を取り、右肩に負担のかかる構造的な問題をとった。
右肩の場合内臓的には大腸、肝臓の影響を受けている場合が多い。
本人は大変お酒を飲み、普段はほとんど下痢だという。
きっとこの影響もあるのだろう。
『湿』反応も強い。時期的なものもあるのだろうか?
3日続けて治療させていただいたが、夜も寝れるようになり、腕は90度以上挙げれるようになった。
『今までこんな痛みは初めてでしょう?』と聞くと
『尿路結石をやったことがあります・・・』と言う。
『どっちの方が辛いですか?』と聞くと
『同じくらい辛いですね!』と・・・なるほど・・・
まだ時間はかかりそうだが早く治ってほしいですね。

このような場合冷えたんだと思い温めたり、揉んだりする人もいるが冷やした方が早くよくなる。
夜の寝方も問題になるが仰向けの場合肘の下にバスタオルなどで枕をかうと痛みが出にくい。
しっかり治療しないと何ヶ月も続くことがあるので気をつけましょう!

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五十肩って?パート2

…昨日の続きです。

Q5 五十肩ってやっぱり温めて動かしたほうがいいの?

A5 その状態や時期によって異なります。痛みが出だした初期(2ヶ月くらい)、痛みが強く、夜間痛が強いうちは関節の炎症が強いので安静にして冷やします。氷をビニール袋に入れ少し水を入れ空気を抜き、痛みの強い場所に15~20分あてHijimaruます。えっ冷やして大丈夫なの?と違和感を覚える方もいるかもしれませんが、プ ロ野球のピッチャーはみんな冷やしておりますよね。あれと一緒です。痛みを我慢して動かすのもあまり感心できません。昔はとにかく動かせといわれましたが今は無理のない範囲での体操を勧めます。急性期を過ぎたら徐々にストレッチなどの体操をしましょう。『ためしてガッテン』で紹介された『ひじまる体操』なんかは簡単でよいですよ。写真のような状態にして肩を回します。

Q6 どんな治療をするの?

A6 痛みの強いうちはまず安静にして、アイシングをします。また鍼灸治療により肩の周りのツボに刺激をして炎症を引かせます。SSPや微弱電流などの電気治療も併用します。姿勢や骨格の異常がある場合は手技的な治療でバランスをとります。また内臓的な異常がある場合が多いので東洋医学的な全身治療を行います。胃腸が弱っていることが多いので手や足のすね、お腹等のツボで調整します。炎症が軽くなってきたら関節が硬くならないように運動療法も取り入れます。肩の周りの筋肉をほぐすように針をします。キネシオテープなどのテーピングをする場合もあります。

Q7 夜中に痛くて目が覚めてしまうのですがどうしたらいいですか?

A7 五十肩の人はたいてい痛い方の肩を上にして寝る方が多いようです。横向きで寝る場合は脇の下にタオルなどをかい、抱き枕を抱いて寝ると楽に寝れます。仰向けの場合は、肘と腕の下にタオルなどを入れ、腕を少し上げて寝ると圧迫が取れて、痛みが軽くなります。とはいっても寝ている間に動いてしまいますよね。痛くて目が覚めたらまた痛くない寝方を探して休んでください。出来れば夜間痛の出る前に治療をしたいものですね。

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五十肩って?

今日は五十肩について

ちょっと覚えておくと役に立つかもしれません。お勉強しましょう!

Q1 五十肩ってどんな肩?

A1 五十肩とは40代から50代の方に起き易いので五十肩といいます。もちろん30歳でも80歳でも五十肩といいます。日本では江戸時代から五十肩といわれていたそうです。症状は肩の関節や腕が痛み、腕が挙げにくくなったり、背中に手が回らなくなったりします。ひどくなるとじっとしていても痛みがあり、夜も痛くて寝れないこともあります。

Q2 何で五十肩になるの?

A2 原因はいろいろ考えられますがはっきりした原因がわからないこともあります。はっきりした原因としては、腕の使いすぎ、腕をあげた仕事をした後、転んで肩をぶつけた後に出ることもあります。心当たりのないものとしては、姿勢的な異常、胃腸が弱っている時、老化現象などにより徐々に悪くなってくるものもあります。

Q3 五十肩にも種類があるの?

A3 肩の痛みを分類すると腱板炎、上腕二頭筋長頭腱炎、肩峰下滑液胞炎、石灰沈着性腱板炎、腱板断裂、肩関節周囲炎などがありますが病院ではこれらをひっくるめて広い意味で五十肩と呼んでいることが多いようです。治療を行う上ではどこがどのように悪いのかわからないと適切な治療が出来ないので検査して分類します。

Q4 どれくらいで治るの?

A4 もちろん個人差はありますがひどいと半年から1,2年かかる人もいます。症状が軽いうちに治療をすれば一ヶ月もかからない人もいるけど、頭に手が届かなくなったり、じっとしていても痛いようなものは長期間かかる場合があります。何もせず痛みに耐えれば1,2年で痛みはなくなるようですが、肩の関節の制限は残ってしまいます。

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